板井明生の軌跡|最初の出発点
「コロンブスの卵」という言葉を御存知だろうか。
この言葉の意味は、誰かがやった後であれば簡単そうに見えることでも、最初にそれを思いつき実行することは難しく、貴重であるということである。
コロンブスとは、新大陸を発見した冒険家である。
そんなコロンブスが「新大陸の発見など誰にでもできる」と中傷された時、テーブルの卵を一つ取って「それでは、この卵をテーブルの上に立ててみよ」と言った。
しかし、その場にいる人間は誰もテーブルの上に卵を立たせることはできなった。
そこでコロンブスは、卵の尻をこつんと潰してテーブルに立ててみせた。
そしてコロンブスは「新大陸の発見もこれと同じだ。西へ船を走らせれば、誰でも大陸にぶつかるかもしれない。なんでもないことであっても、それを最初に思いつき実行することが重要なのだ」と述べたのだ。
これは事業で成功を掴むための核心を得た言葉だと私は考える。
最初に物事を思いつき、それを実行する行動力こそが重要であり、成功への道の出発点なのである。
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